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あんな本こんな本
「市政だより」に掲載されたおすすめの本(今年度掲載分)
書名 |
著者名 |
出版社名 |
コメント |
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空想地図帳 架空のまちが描く世界のリアル |
今和泉 隆行 / 著 |
学芸出版社 |
存在しない地域の地図を描く「空想地図」。ゲームなどの舞台製作や監修を行う著者が識者をゲストに招き、「空想測量会議」を開きます。実在の都市と比較しつつ、地形や歴史、交通などを考察し、リアルな地図製作を追求します。巻末には空想地図の描き方や参考に出来る地図一覧なども掲載され、幅広く楽しむことが出来ます。 |
2025年(令和7年)8月15日号
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SNS時代のメディアリテラシー
山脇岳志 / 著
筑摩書房
友だち同士のメッセージから目を引く見出しのネットニュースまで、真偽を見極めることが難しい情報にあふれた現代。本書は、情報に振り回されずしっかり考えるために必要な知識とスキルの鍛え方を紹介しています。SNSを中心に世界中でフェイクニュースやデマの投稿が相次いでいる、今こそ読んでおきたい一冊です。
2025年(令和7年)7月15日号
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みたてのくみたて
田中達也 / 著
ダイヤモンド社
人気ミニチュア写真家、田中達也さんの発想の秘訣に迫ります。田中さんは、眼鏡を自転車に、分度器を観覧車に見立て、それらを組み合わせることで、新たな日常風景を創り出します。毎日発表し続けるほどの底なしのアイデアは、単なる直観的ひらめきに頼るものではありません。
確実にひらめく、論理的な方法を伝授します。
2025年(令和7年)6月15日号
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しじんのゆうびんやさん
斉藤 倫 / 作
牡丹 靖佳 / 画
偕成社
ちいさな街のちいさなゆうびんきょくには、ふたりのゆうびんやさんがいます。ふたりにお願いすると、差出人の名まえのない、すてきなてがみを届けてくれると街でうわさになっています。ほんとうは、窓口担当の「ガイトー」が書いた短いてがみを、配達担当の「トリノス」が届けているのです。ふしぎなてがみは受取った人々のたいせつなお守りとなり、街中の人のきもちを動かしていきます。大切な人へてがみを書きたくなる読み物です。
2025年(令和7年)5月15日号
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化学の授業をはじめます。
ボニー・ガルマス/著
鈴木美朋/訳
文藝春秋
1960 年代のアメリカ。化学者を目指すエリザベスは、シングルマザーになったことをきっかけに就職先の研究所から不当に解雇されてしまいます。やっと見つけた新しい仕事は、テレビの料理番組への出演でした。性差別が色濃く残る社会の中で、夢に向かって孤軍奮闘する主人公を応援したくなる、爽やかな読後感の小説です。
2025年(令和7年)4月15日号
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冒険の書
孫 泰蔵/著
日経BPマーケティング
変化し続ける社会の中、私たちはどう学べばいいのでしょうか?この本では、著者が昔の世界にタイムスリップし、荘子やカーネギーなどと対話する物語を通して、歴史の営みのなかで教育のあり方が変化してきた様子をたどります。
学校や家庭で何気なく体験している学びの世界のルーツに迫る旅に、あなたも出てみませんか。